ブースター接種のワクチンの種類
12月21日付けhealth.detik.comによると、コロナタスクフォースのスポークスマン、ウィク・アディサスミト氏は、政府は2022年のブースター接種実施に向け、予防接種規制強化の取り決めを行っていると語った。同時に、「食品医薬品監督庁(BPOM)は、ファイザー、シノバック、アストラゼネカ等のワクチンにブースター用としての緊急使用許可(EUA)を与える手続きを行っている。その他、さまざまな機関が製造した国産ワクチンを追加接種に使用する準備が整っている」と述べた。国産ワクチンを追加接種の主流にするというアイルランガ・ハルタルト経済調整大臣の声明と異なる部分があり、ワクチンの種類や接種料金など、今後の発表が待たれる。
インドネシアでは現在オミクロン症例が3件報告されており、11件がオミクロン疑いで検査中。今後感染者数が大幅に増加した場合、政府は検疫期間を14日間に延長する方向。
出典:health.detik.com(インドネシア語)

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【新型コロナウイルス関連情報】2021年12月15日のニュース
オミクロン上陸後のインドネシアのコロナ状況
12月21日付けnasional.kompas.comによると、インドネシアはオミクロン変異株が3件報告されている。最初のケースは12月16日、他の2例は18日に公表された。インドネシアで最初に発見されたオミクロン症例は、アジア大会選手村臨時病院のスタッフで、ナイジェリアから帰国したインドネシア人と濃厚接種し、同病院で隔離された。2番目は、南米に旅行歴のあるインドネシア人。3番目は、英国から帰国したインドネシア人。しかし、その後の調査で、11月27日にはインドネシアで最初のオミクロン症例が発生していたことが新たに分かった。調査によると、最初の症例は、ナイジェリアから帰国したばかりのインドネシア人。
コロナタスクフォースのデータによると、12月20日の新規感染者数は133人で、総数は426万人を超えた。政府は引き続き活動制限(PPKM)を継続する一方、オミクロン株の拡大を防ぐため、インドネシアに到着した旅行者の検疫期間を10日から14日に延長することを検討している。また、入国禁止対象国の見直しも随時実施する。
出典:nasional.kompas.com(インドネシア語)
【インドネシア国内の新型コロナウィルス感染状況(2021年 12月22日時点)】
《インドネシア国内》
感染者数:4,261,072人(前日より179人増加)
回復者数:4,112,292人(前日より252人増加)
死亡者数:144,034人(前日より10人増加)
《ジャカルタ特別州》
感染者数:864,776人(前日より39人増加)
回復者数:850,820人(前日より14人増加)
死亡者数:13,605人(前日より1人増加)