大人でも歯列矯正をする人が多く見受けられます。インドネシアには正式な歯科医以外でも歯列矯正を行うところがありますが、問題が生じることが多いため注意が必要です。
美容の問題や、歯や口腔の健康といった理由で歯列矯正を考えている人も多いと思います。しかし、歯科医の指示なしに不適切に歯列矯正器具を装着すると、健康に害を及ぼす可能性があります。インドネシアでは2015 年頃に、アクセサリー的にカラフルなワイヤーを歯に装着することがはやりましたが、こうしたことも歯並びや健康に悪影響をもたらします。不適当な矯正器具の装着が引き起こす問題点をご説明します。
①歯がグラグラになる
歯列矯正器具の圧力が高すぎると歯がぐらぐらになる可能性があります。
②歯並びの悪化
歯科医の指示なしで器具を装着する場合、歯並びをさらに悪化させる可能性があります。
③感染症
正式に認可されていない製造元による器具は不衛生なことがあり、装着すると感染症のリスクがあります。
④肝炎やHIV の感染
歯や口腔に合わない金具は唇や頬の内側に小さな傷を作り、性行為で肝炎やHIV に感染することがあります。
⑤アレルギー
歯列矯正器具には、ニッケル、銅、クロムなどの金属が使用されています。約30%の人がこれらの金属にアレルギーを持っています。
⑥腫れ・腫瘍
不衛生な器具の装着により、菌が歯茎からさらに深い組織や骨に達し、腫れることがあります。また、組織が異常に成長することがあり、悪性腫瘍につながることがあります。
上記の理由から、歯列矯正器具の装着は信頼のおける歯科医の指導のもと、実施されることをお勧めします。



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