2018年に開業の4ツ星ホテル「The Alana Hotel & Conference Center – Sentul City」はジャカルタから車で約1時間、ボゴールへ約15分のスントゥールシティー内にある。 全271室で全室にバルコニーがあり、緑豊かな山々の景色が見られる。ジャカルタからほど近い場所に戦略的に位置する同ホテルでゼネラル・マネージャーを務めるベニさんにお話を聞いた。
Profile
Benny Irnaldyさん(50)。パプア・ジャヤプラ生まれ。1996年にホスピタリティー業界でキャリアをスタートし、ビンタン島やジョグジャ、西ジャワ、バリ、ジャカルタ、スマトラなどインドネシア国内でのホテル&リゾートで勤務。2019年9月「The Alana Hotel & Conference Center – Sentul City」のゼネラル・マネージャーに就任。
Q 「The Alana Hotel & Conference Center – Sentul City」のコンセプトを教えてください。
A 当ホテルはスントゥールに戦略的に位置し、ビジネスにもレジャーにもご利用いただけます。館内は伝統とモダンを組み合わせたデザインになっています。
Q コンセプトを実現するためにどんな設備がありますか?
A ビジネス向けには12〜400人収容可能の16の会議室があります。窓が大きく取られ、日中は自然光が入り、周辺の景色も見られます。休憩時間用にコーヒーやスナックの他、バッソ(肉団子)やペンペッ(パレンバン風かまぼこ)のライブクッキングをご用意しています。レジャー向けにはプールやジム、キッズクラブ、レストラン、スパ、スカイラウンジがあります。週末クッキングクラスやミニ映画館など、子どもが無料で参加できるアクティビティーも豊富です。
Q スタッフはどのように教育していますか?
A 基本研修では知識やスキルの向上のため、ジャカルタやバリの5ツ星ホテルやリゾートでゲストとして体験宿泊をさせ、そこで得られた体験を仕事に生かしてもらっています。また、リピート客を増やすためにどうしたらいいかという課題を与え、ホテルのイベントやレストランのメニュー、会議パッケージなどを自分達で考案してもらっています。
Q 日本人ゲストにはどのように対応していますか?
A 日本人ゲストに対しては、特に清潔さと時間を守ることを心がけています。
Q ゲストから喜ばれたエピソードはありますか?
A インターネットでのコメント、ロビーやレストランでの直接のフィードバックでは、「スタッフがフレンドリー」、「食べ物がおいしい」、「ホテルのデザインがいい」とコメントいただいています。
Q 今後はどういうホテルを目指していきますか?
A 近隣の工業団地の日本人の駐在員や出張者など、長期滞在のマーケットを増やしていきます。そのために長期滞在用施設を増やします。ボールルームも建設予定です。


※2020年3月号掲載

The Alana Hotel & Conference Center – Sentul City
Jl. Ir. H. Juanda No. 76 Sentul City
☎021-8428-0888
sentul.alanahotels.com
設立年●2018年
事業内容●ホスピタリティー・サービス