5月20日、株式会社ティ・エ・エスは、静鉄リテイリング、公益財団法人するが企画観光局と協働で、アフターコロナの訪日外国人客誘致に向け、東南アジア6カ国に対しオンラインファムツアー事業を開催した。当日は、インドネシア、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール、タイの訪日旅行を取り扱っている現地旅行会社や航空会社など、主に観光業に関係を持つ事業者が計 138名参加した。
オブザーバーとして静岡県が人材育成・経済分野での協力推進協定を結んでいるインドネシア・西ジャワ州観光文化局や、日本政府観光局(JNTO)も招聘し、約 90分にわたって日本平夢テラス、日本平ロープウェイ、国宝・久能山東照宮などからのライブ中継、プレゼンテーション、質疑応答等を織り交ぜながら日本平の魅力をオンラインで発信した。ライブ中継の際は、日本平夢テラスから眺める美しい富士山や駿河湾を案内したり、レポーターが実際に日本平ロープウェイを体験したり、国宝・久能山東照宮の歴史的建造物を詳しく説明したり、日本平ロープウェイ売店では看板メニューのきな粉を蕎麦に練りこんだ「金な粉蕎麦」や、ハラールの調味料を使用したムスリム対応が可能なマグロ丼を実際に食べながら紹介した。
ティ・エ・エスは今後もこうした企画を通じ、訪日外国人客誘致に努めるとしている。
