西ジャワ・チレボンの伝統芸能楽団Laskar Agung Macan Ali NuswantaraはPersatuan Pedalangan Indonesia(インドネシア・ダラン協会)と協力し、2月26日、チレボン市庁舎でチレボン式のワヤンクリットを上演した。PPKM(活動制限)がレベル4に引き上げられたことを受け、観客数限定で、オンライン配信も並行して実施された。わやん
チレボン市長のエラン・イヤンアリフディン氏によると、この日のワヤンクリットの物語は、イスラム教のシャハーダ(信仰告白)について道化のプノカワンが師に尋ねるという内容。同氏によると、上演の目的は、インドネシア文化を保存することに加え、チレボン式のワヤンクリットが、先人の教えや遺産を忘れないように若い世代にメッセージを伝えることだとした。
ワヤンクリットは、インドネシアにイスラム教が伝来した際、ワリソンゴと呼ばれる9人の布教者の一人であるスナン・カリジャガらが布教に使ったことでも知られている。
出典:detik.com(インドネシア語)