ジョコ大統領、ウクライナとロシア訪問へ
6月22日付けcnnindonesiaによると、ジョコ・ウィドド大統領は、6月26日からドイツで行われるG7主要7カ国首脳会議の後、ウクライナとロシアを訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領とウラジーミル・プーチン大統領と会談する予定だ。インドネシア外務大臣、レトノ・LP・マルスディ氏は6月22日の会見で、今回の大統領の訪問は人道問題と、戦争によって引き起こされた食糧危機に対処するものだと述べた。この訪問が実現すると、ジョコ大統領は、ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから両国を訪問する最初のアジアの指導者となる。侵攻は2月に勃発しており、特にロシアが加盟しているG20の現議長国であるインドネシアの動向は注目されている。インドネシアは、11月に国内で開催されるG20首脳会議にロシアのプーチン大統領を招待する意向を示しており、米国を含む西側諸国からの批判を集めている。なお、会議にはウクライナのゼレンスキー大統領も招待されている。
出典:cnnindonesia.com(インドネシア語)

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【インドネシア最新ニュース】2022年6月17日のニュース
谷口光弘容疑者、強制送還
6月22日付けnasional.sindonews.comによると、日本から逃亡中の谷口光弘容疑者は同日朝、日本航空JL720便で日本に強制送還された。谷口容疑者は、日本のコロナ給付金詐欺の疑いが持たれている。入国管理局長ダグラス・シマモラ氏は同日の声明で、「谷口は不法滞在のため強制送還された。彼のパスポートは日本政府によって取り消されている」と述べた。
谷口容疑者は、2020年にインドネシアに入国し、投資目的の滞在ビザを取得。同容疑者が最後に持っていた滞在許可は一時滞在許可証(KITAS)で、2021年4月19日に南ジャカルタの入国管理局が発行していた。期限は2023年6月17日まで。在インドネシア日本大使館からの依頼で、インドネシア入国管理局と警察がランプンのカリレホ地区の住宅で同容疑者の身柄を確保した。同容疑者はランプンには1週間程度の滞在だった。
出典:nasional.sindonews.com(インドネシア語)